大阪市西区の紹介

大阪市西区は2025年には総人口が約106,440人になると予測されており、高齢者人口は65歳~74歳で8,456人、75歳以上で10,391人、高齢化率は17.7%であり、日本の総人口に対する高齢化率が28.1%であることを考えると、若い年代も多く在住している町と言えます。

大阪市のほぼ中央に位置し、区の中央部を流れる木津川を境に、その東側は事務所ビルや店舗が立ち並ぶ商業地域、東南部の堀江地域は近年都会的で個性的な店舗が相次いでオープンし、従来の家具店と若者向けのブティックなどが共存、調和するお洒落なまちへと変貌を遂げおり、人気のスポットとなっています。

一方、西側には、鉄工、物流関係の事業所が多く、また有名な九条商店街もあります。

区内には、都心のオアシスと呼ばれる靱公園をはじめ、少年広場や野球場を有する松島公園など区民の憩いの公園が大小合わせ約30カ所あります。

また、中央図書館、公文書館等の文化教育施設や、「靱テニスセンター」「西スポーツセンター」「西屋内プール」など、スポーツ施設も充実しており、全天候型の多目的ドーム「京セラドーム大阪」はプロ野球の本拠地として、またスポーツ、コンサートなど各種イベントの会場として市民に娯楽、交流の場を提供しております。

川口居留地跡、大阪市役所江之子島庁舎跡、大阪府庁跡など大阪の経済・文化・行政の中心地として発展してきたことをしのばせる史跡も多数残されている町になります。

交通の便については、南北には四つ橋筋、なにわ筋及び新なにわ筋、東西には中央大通、長堀通といった東西南北に通ずる幹線道路網があり、また、地下鉄四つ橋線、同千日前線、同中央線及び長堀鶴見緑地線が区内を縦横に通じるなど便利な交通網を形成している。

さらに、平成21年3月に阪神なんば線が開通し、ますます交通至便なまちとなってきています。

こうした良好な居住環境や交通の至便性が高く評価され、近年マンションの建設が相次ぎ、人口は増加の一途をたどっていますが、高齢者に対するサポートの必要性も年々需要が高まっているので、介護・医療分野の社会資源の増加やサービスの質の向上に向けた取り組みにも注目されています。

 

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